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衒学衒学ゥ!
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・夜道を歩いていたら、


「っようよう、久しぶり。何してんの?最近どうよ?」

「ん、俺?おう fxxkin' worker だからよぉ、お盆も仕事なワケ」

「オイなんだよそれ~、マジ fxxk だな」

「fxxk」「fxxk」「fxxk」


警察呼ぼうかと思った。



・蟲が厭だ蟲が厭だ蟲が厭だ

蝉は無責任だ。啼くだけ啼き明かしては、
その辺でのたれ死ぬ事に美学を感じているのだろうか。

子供の頃から嫌いだったので、
このあたりに居る蟲は一斉にどこか遠くに行ったらいいのに。と思った事がある。
でもこの部屋、この家、この場所の、至る隙間に潜んでいるであろう蟲の総量を想像し、
それが大移動する阿鼻叫喚を空に描いて

ますます蟲が嫌いになった。



・クローゼットの中だけ別世界のように暑い。
この暑いなか更に暑い。
面白いので不必要に開けたり閉めたりしていて快感に

ならない。着る服がみんな熱い。

昔デートの日の朝、お気に入りの服を引っ張り出したら皺だらけだった。
(そう、人生において本当の勝負というのはそうそう無い。皺にもなるさ)
慌ててアイロンをかけ、皺が気になるので念入りにかけ、
やっぱり皺が気になるので裏返してかけ、
当初そんな事態は予定に組まれていなかったのでみるみる出かける時間になり、
アイロンをかけた服をそのまま着た。その時も熱かった。

暑さで抉った傷が痛い。
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・酒を飲んでいる訳でも無いのに、パンツについて熱く語ろうと思う。
そして私は新世界の神となろう。

なんだねその目は。神を意味する英語Godが何故大文字から始まるか知っているのかね?
何故なら!孤高の存在だからだ。神に連れなど不要!



・初まりはブリーフ。それはやがてトランクスへと変わる。これは何か。

ギリシア神話、スフィンクスがオイディプスにかけた謎は、
「時に二本足、時に三本足、時に四本足の生き物は何か?」であったが、
上記もそれに通じるものがある。答えは人間の男だ。
ほとんどの男がトランクスに進化し、多くの男の進化はそこで止まる。

いや、多く、と書いたが本当にトランクスが多数派なのだろうか。
嗚呼、俺は何を話しているのでしょう。不意に正気に戻る午前4時よ。

以下トランクスが多数派として議論を進めることにして、
この橡は完全にアンチ・トランクス流派である。
多数派をことさらに否定して優越感を得ようとする輩が特に夏は蔓延する傾向にあり、
そういう姿勢はあまり美しくないといつも心に決めているのだが、
まあ本当に美しい心のある住人は声高にパンツの話などしないだろうし、
ここは多数派だろうが何だろうがトランクスに辛辣なる批判を呉れてやる。


トランクスは唯の布である。
衣服というものは、体の中心部に向かうにつれて密着度が増していくべきだと思う。
一般的なジーンズよりも体への結合力の緩いものは下着とは呼べない。
ゆえに許されない、トランクスという存在は!



・しかし、かく言う橡も十数年前は、トランクスを希求し、これを愛用する小学五年生だった。
今では人が変わったようにボクサーブリーフにしか目を向けなくなってしまったが。

この年齢になると急に、ブリーフなどというものには恥辱と俗悪さしか感じられなくなってしまう。
何故かは解らないが、ブリーフを履く事がたまらなく厭になり、
箪笥を抽いてもブリーフしか待っていない状況に怒る。

思うに、これはだんだん自分の着ているもの、履いているもの、
そしてそれを纏う自分に意識と疑問とを投げかける、そう、
あの七面倒な「思春期」の萌芽ではないだろうか。
理由なんていらない。この押し付けられたもの全てを跳ね返したい。
密着感のまったく無い下着を穿いて、少年は初めて束縛から逃れられたつもりでいる。



・人、生まれし時は手足で這い、
やがて立ち上がり、歩き、
老いて杖をつく。

謎かけに正解したオイディプスは、答えの通りにはならなかった。
運命に絶望した彼は盲となり、娘に両手を引かれて歩いた。
四本足に戻ったのだ。

いつかトランクスに憧れた少年は、もういない。
37℃
・「ベティ・ブルー」



「スタンドの連中も驚いていたよ」

「大型車は文明の最後の輝きだ」



「文明の輝きを君に贈るよ」
「バカね」



・ベアトリス・ダールの唇に一目惚れをした。
彼女の唇があんなに捲くれてなくて、フランスではない国で作られた映画だったら、
棚のどこにパッケージが置いてあろうとも気付くことは無かっただろう。

Mr.Childrenの歌に「ミシェル・ファイファーの唇が好き」という歌詞があったのを唐突に思いだす。
ミシェル・ファイファーの唇にはあまり惹かれなかったが、何十年過ぎようとも翳る事を知らないあの美貌にはある種の妖気さえ感じて身震いが出そうになる。

おっとベアトリス・ダールである。彼女演じるベティと、パートナーのゾルグ。
2人の甘い生活は激しく、バカらしく、慈愛に満ち、そして身を切るほどに辛い。
情動と静謐とを縫うようにして色彩は綾を織る。ドレスの赤、海の青さ、乾いた砂と黄色のメルセデス。
どこからこの生活は変わっていったのだろう。
さまざまな色を見せたこの時間に、分かれ道を見付ける事は、恐らく出来ない。



・というわけで、大変良き活動写真ゆえ観てほしい。
3時間で笑い転げたりアンニュイになったりするの映画はなかなかない。はず・・・
シーンそれぞれも色使いがよくて洒落ていると思うのだけど、セックスシーンから始まるのであまり堂々と薦めまくれないのが遺憾だ。
宿題
・忘れて往く日常の全て


・葉月二日(木)

夜よりも朝の方が涼しく思えた。
日の光の降る中で眠る。
蛇口を捻ると水が熱い。

・葉月朔日(水)

夏の日は、殆ど日に焼けない多くの日と、
よく焼ける僅かな日から成っている。
だから夏が終わると、やっぱり日に焼けている。それがどんな夏でも。

・文月晦日(火)

海に行く予定が流れたので、海を想って泳いだ。
水中では息を吸いたい時に吸えないので辛くなってくる。
おまけに息継ぎはそれ自体がとても疲れる。人は水には生きれない。

・文月卅日(月)

西洋の貴族は夜会をするし、日本の貴族は夜這いをして、
裕かになると揃いも揃って夜を好むようになるのだろうか。
寿命の幾分の一かは眠らなければならず、眠りは十数時間毎に決まってやってくる。
昼と夜、夜と昼。

・文月廿九日(日)

雨が降って雷が鳴り、落ちた。
強い雨が降るたび、俄雨だろう、きっと夕立だ、と思い止むのを待つ。
突然の豪雨はいつも長くは続かない。そう思い込むのはなぜ?
そのうちに雨が止んだので深入りはしないでおいた。


・しまった。何もしていないのが、ばれる。
・書くこともないし、夢はちかぢか凄いものを見る予定なので、
日記を書いてみよう。一日にあったことをただ書けばいいのだ。簡単さ。


・文月廿三日(月)

バイトに行った。T田B場駅のS武S宿線は人多きこと雲霞のごとし、だった。
さすがに「人がゴミのようだ」とは言えない。
T田B場付近を散策しようと思ったが疲れて金も無かった。
15歳は生意気でなんでも知ったような口を利く。


・文月廿四日(火)

プール道具一式を置いて帰ってしまい、この陽気で醗酵しやしないかと焦心した。
太陽が眩しかったので5:34に起きた。
太陽がまぶしくて人を殺した男はなんて名前だったか。
マルセル・マルソーみたいな感じだった気がする。


・文月廿五日(水)

100%ジュースを久々に飲んで感動の余韻に浸っていたら零した。
紅茶のティーバッグをじっと眺めたら、あの糸は意外と複雑に畳まれていることに気付いた。
あれも機械でやってしまうのだろうか。なんだか人間が怖くなってきた。


・尺が足りないので遡ります


・文月廿二日(日)

「~させていただきます」と言おうとするとどうしても噛む。
だからこんな回りくどい敬語は金輪際使わない事に決めた。
この日は流石に最狂線も人が少なかった。


・文月廿一日(土)

とにかく外に出なかった。
リノリウムの床の汚れは、もんじゃ焼きの箆状の金属で擦ると良く落ちるらしい。
箆を床に押し付けて見る見る部屋が綺麗になっていく様子を思い浮かべる。
なんて素敵な光景なんでしょう。と含み笑いながら寝た。


・おお、これは簡単だ。
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プロフィール
HN:
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/11/25
職業:
自由人
自己紹介:
麒麟さんが好きです。
でも象さんはもっと好きです。

やっぱり麒麟さんが好きだ。
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