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「 Nightswimming 」
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・概要: 「ビーチボーイズ」いいドラマだったなあ。


・旅行に行ってきました。



・ホテルにあるとテンションが上がるもの

3位: 露天風呂
2位: うらぶれた (←これ重要) ゲームコーナー

1位: 室外プール


・高台にあるロビーから見下ろすと、庭にはプールがありました。
ご丁寧にすべり台まで付いています。大興奮の男たち。



・橡はというと、この日も出発前の30分で旅行準備の全てを終えたため、
「夏の旅行では、いついかなる内容でも、水着を携行すべし」という旅行大原則をすっかり忘れていました。
高原に旅行に来たのになぜか持ってきたビーチボールを膨らませ始めた友人を横目に、どうやってこの状況を美味しいものにしようか思案していました。



・「イタリアにはこんな格言がある。『ピンチはチャンス』」
とザッケローニ監督は言っていないかもしれないし、イタリアにそんな格言はないかもしれませんが、
ピンチはチャンスです。

水着を忘れた、ということは、
「普段着でプールに入る」大義名分が出来た、ということを意味します。

普段着でプール・・・いいじゃん! すごくいいじゃん!
なんかドラマ「ビーチボーイズ」っぽいぞ。
あのドラマはかなり好きで、毎週欠かさず見た最後のドラマかもしれません。
あの「夏」っぽさを俺も体験するんだ!台風来てるけどな!
(9月2日の出来事です)



・プールに入ったのはアクシデント、な方が青春っぽさが増すと思ったので、
敢えて自分から飛び込むことはせず、「俺今日はプールサイドで見てるわ。
お前ら楽しんでこいよ!」と周りに吹聴しまくり、準備完了。
プールの中から投げられたビーチボール (ちょっと高めの球) をジャンプしてキャッチしようとしたら、
ボールが意外とプール寄りだったので、キャッチしたまま水中に落ちる、という演出で、
念願の「服着たままプールにイン」に成功しました。



・ちょうどその頃は雨が止んで晴れ間が見え、ロケーションは絶好だったのですが、
たった一つミスをしてしまったことに気づいてしまいました。
それは、橡の服装です。

そもそもなぜプールに入ることになったのかというと、
その日はみんなでテニスをしていたのに、開始して30分くらいで大雨が来てしまい、
やむなく中止してホテルに戻ってきたらなんか知らないけれど晴れだしたからです。
天気へのあてつけみたいなもので、予定されていたものではありませんでした。
なぜビーチボールがすぐ出てきたんだ。

というわけで、橡の格好はテニスに適した服装、つまりはTシャツに短パンだったわけです。
Tシャツに短パンじゃあ、部活での悪ふざけみたいななりになってしまい、
「バカな大人の青春」感が足りないのです。



・これから普段着でプールに飛び込みたいと思っている若者たちよ、覚えておきなさい。
最低でもジーパンをはけ。
白ワイシャツなら尚良い、ということを。



・なにはともあれ、再び土砂降りがくるまでの約1時間、本当に楽しかったです。
今回の旅行では山に行ったり川を下ったり、かなりアクティブな感じだったのですが、
これが一番記憶に残ってます。

次にプール付きのホテルに泊まることがあったら、今度こそ白シャツで飛び込みたいのと、
夜に泳いでみたいです。今回は夜のたんびに雷雨だったもんな。




・徐行運転を繰り返す鈍行列車で東京に戻ると、空は曇っていました。
夏が終わった。
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