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衒学衒学ゥ!
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・「レポートの新記録」というくだりが出てくるが、何の新記録かがどうしても思い出せない。どうせ酔ってでもいたんだろう。


Date: 2006年06月17日 00:29

・コンビニの入り口に傘を置き、飲み物を買いに行った。ほんの数分のことだ。
出てみたら傘が無くなっていた。残された道を、滴る雨粒を払いのけながら大股で歩く。
そうだ。今度傘を買ったら、誰の手にも触れさせない。
もっとその姿をハレンチにして、盗んだ者を梅雨が明けるまで恥辱の海に溺れさせてやろう。

・・・傘、買わずに乗り切る可能性高いけど。濡れるの好きだし。


・大迷惑


・それにしても傘が無くなる時の狼狽っぷりは一生慣れない。都会では自殺する若者が増えている、けれども問題は今日の雨、傘が無い・・・ともつい思ってしまうのも無理はない。


・レポートを書いている。今度こそはっ新記録を叩き出すのだ。

漢字変換機能がへっぽこぴーなので、変換に困る度に登録している。なにせ「れい」を変換すると「レ伊」になる知能指数である。
今日は今までの登録リストを見た。他人の私生活を覘いたように生活感みたいなものがあふれ出していて、何となくいやらしい感じがした。

[標準的なもの]
「大辛(おおから)」「激辛(げきから)」「塩っ気(しおっけ)」「功夫(かんふー)」「焼売(しゅうまい)」「角煮(かくに)」「埼京(さいきょう)」

食べ物ばかりである。


[若干変質的なもの]
「狷介(けんかい)」「過酸(かさん)」「基質(きしつ)」「求核(きゅうかく)」「残基(ざんき)」「主鎖(しゅさ)」「蛇拳(じゃけん)」

専門用語ばかりである。

あ、蛇拳は違います。

訓読みは意外と出るので登録する程のものを使った経験は無い。それにしても、ここで晒せるレベルで収まってよかった。それくらいの理性は持ち合わせていた、という事か。
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・夢の話 その2。タイトルにセンスがまったく感じられない。


Date: 2006年06月16日 07:45

・母親が外科医となって、手術される夢を見た。
ちなみにどこを切ったかは覚えていない。親子だからそれくらいのインフォームド・コンセントはあった、と思うのだが。

手術室はとある建物の3階にあって、中に入ると大きく開いた天窓からの日光が気持ちよく室内に注がれている。インテリア・コーディネーターが、よくこんなリビングを持っている。トーンが白で統一されている所など特に。
広くて明るくて道具類もスタイリッシュ。「どこに寝んだよ!」と、緑のオバQみたいな格好をした自分が思わず叫ぶ。
部屋の奥に、メタリックな質感のサーフボードが床から突きだされている。これか。

麻酔がかけられる。バーベキューの串を1/3の細さにしたような針を刺されるとあっという間に四肢から力が抜けた。いや、力が抜けたというよりは体が勝手に「気をつけ」の姿勢になってしまった。
天窓から燦々と降り注ぐ朝の光を受けてメスが煌く。手術室によくあるホッケーリンクのような電灯はここには必要無いのだ。こんなモデルルームの一室で、メスはなんだか権威を失ってでもいるようだ。
細い管が体のあちこちに挿し込まれる。もともとこの人はこんな人だが、結構無遠慮にぐいぐいやっている。きっと麻酔が効いていると思っているのだろう。まだ意識はあるから違和感は全身に感じている。そこにも入れるのか?いていて・・・・・・



麻酔が切れるといつの間にか夜になっていた。部屋はだいぶ狭くなり、更に言うと自分のベッドに寝ていた。ベッドサイドの時計は1時38分を指して いる。雨が静かに地面を鳴らす。傷口はきっと見つからないだろうが、突っ込まれたカテーテルの痛みはリアルに残っている。本当に何かの手術をされたかもし れないが、考えるのはとりあえず諦めた。
・ビートルズなら、" Straeberry Fields Forever"。


Date: 2006年05月31日 00:10

・Fixing a hole.

という名前の曲がビートルズにあった。無論メロディは知らない。

気付けば、自転車のパンクを直している。あたり一面マキビシだらけの道を走らない限り、こんなにパンクする事はない筈だ。
自分だけが、やたらにタイヤに穴を開けてばかりいるような気がする。

自分で直せる範囲のことは結構直してきたつもりだ。
タイヤがぐずぐずと凹んでいる。自転車屋へ押してゆく。主人はまたか、と言いたそうな顔をする。どうやら顔を覚えられたらしい。これだけ通っていれば顔くらい覚えるのかもしれない。
そんな、二人で作るルーティンワークが、何となく疎ましく感じて、解決策として自分で直す事に決めたのは中学生だったか高校生だったか。
思えば、結婚願望が無い事を感じたのもこの頃だった。二人で作るルーティンワーク。

タイヤを外し、チューブを引っ張り出す。空気を入れて水に付け、穴を見つけて塞ぐ。全ての孔が、そうやって塞がればいいと思う。

I'm fixing a hole where the rain gets in
And stops my mind from wandering
Where it will go(Fixing a hole/The Beatles)
・この前、自分の学部の建物の屋上に登ったら久々に足が竦んだ。柵とか無いんだもん。


Date: 2006年05月19日 01:16

・足が竦む。
動くこともできない。上がること、下がること。

地上8階。戦争の大空襲でもただ一つ焼け残ったらしいそのデパートが、一番高い建物。
その街で、僕は高所恐怖症だった。

マンションのヴェランダから外を眺める。地面がそこまで迫ってくるような気がする。小さな手は汗に濡れる。手すりを手が滑って、体がすっと軽くなり堕ちる事しか、もう考えられなくなる。
ヴェランダに上がらずとも、邪な力で堕ちる所まで滑らされること、そのバルコニーが崩れることばかり考えていた。

梯子。木。ジャングルジム。
高いところまで上がる。目がくらみ、上がる事も下がる事も出来なくなる場所まで。
手を離せば膠着状態から抜け出せる。こんな思いはもうしなくて済む。
どうしてこの手は張り付いているのだろう。こんなに汗で湿っているのに。動けない。地面が迫る。ふわり。何も無い。重力。そのまま堕ちる。堕ちたらどうなる?


高低差を感じた軽い眩暈は、いつしか消えた。山にも登ったし東京タワーにも登った。高いところが、どうして恐怖の対象になろう。ごそっと抜け落ちるようにして、それでいて気付かぬうちに、姿を消したacrophobia
突然重力がなくなる、そんな寂しい気持ちを、どこかで忘れただけなのかもしれない。
・音楽でも、アルバムと同名の曲に限ってあまり良くなかったり、しますよね。


Date: 2006年05月11日 01:08

・「ブラームスはお好き」を読んでいる。サガンを読むのは3年ぶりくらいだ。
序盤にこんなくだりがある。
「彼女のせまい頭脳のなかには、人生や、男や、女に対する彼女なりの考えが沢山つまっているにちがいない。しつっこく問いつめれば、彼女は人生観 というようなものを話してくれるだろう。かれは問いつめてみたかった。だがかれは、毎度のようになんとなく遠くからながめて感心しているだけだった。」 (『ブラームスはお好き』サガン、朝吹登水子訳、新潮文庫)

話すのはあまりしないけれど、人の話を聞くのは結構好きだ。
高校の時、休み時間特に何もする事が無い時は机に突っ伏し、周りから聞こえてくる音に耳を澄ませた。不思議なことに、5グループくらいの会話が一度に頭に入ってきて、いちいち聴く事が出来る。聖徳太子と違う処は、顔を上げると殆どの内容が抜け落ちてしまう事だけだ。
盗聴・・・かもしれないけれど、なんかちょっと違うような・・・とりたてて言い訳もしないまま、曖昧な気分でいろんな人のいろんな考えを覗いた。覗いたから盗聴か。だめじゃん。

その通り、問い詰めさえすれば人生観でもなんでも語ってくれないことは、ないのかもしれない。けれどそうして聞き出した事に新鮮味はあるのか。こ こは取調室でも告解室でも無い。何気ない会話、ちょっとした癖が零れ落ちる。葬式の時、つい参列者の顔をまじまじと、且つ見ていることが相手にばれないよ うにしながら、見詰めるように。

なんか気持ち悪い人だな。要点は「人の話を聞くのは結構好きだ。」だけだから、そこだけノートにとってください。
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プロフィール
HN:
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/11/25
職業:
自由人
自己紹介:
麒麟さんが好きです。
でも象さんはもっと好きです。

やっぱり麒麟さんが好きだ。
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