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・中学生のとき、「20歳の自分への手紙」とかって書きますよね。


Date: 2006年02月25日 22:19

15歳の時の手紙を見たら、20歳の自分は生きているか?と開口一番書かれていた。
随分生意気な奴だ。でもそう訊きたい気持ちは少し解る。30歳の自分にも、やっぱり生きているかどうか聞きたい。
訊いてどうすることもしないけれど。

普通の人間は死から目をひたすらに逸らそうとする。楽観論者は死と違う方を向いている。悲観論者は必要以上に死に目を凝らす。
全員に共通するのは、片目しか開いていないという事。つまり距離感が掴めていない。

風呂に入るときには死神に気を付けろ。昔そういわれたことがある。体を洗っている時は良いが、髪を洗っている時には頭の後ろに死神が、鎌をかざして立っている。
髪を洗うときに目を瞑るかどうかはともかくとして、
死神の悪魔と違う所はこちらの考えに無関心な所だ。いつだっていきなりだ。

人生をよく生きようとするのは、目隠しをして綱渡りをするようなものだと思う。いや、もうちょっと簡単かもしれない。少なくとも最初の一歩くらいは踏み外しはしないだろう。多分。
足がすくむ気がする。それでも死神を恐れて髪を洗わないのは良くない。
体は綺麗にするに、こしたことはない。

シャンプーとリンスって、同時に使い切るの難しいんだぜ、ベイビー。
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・ガーターベルトについて力説する男。


Date: 2006年02月18日 01:04

今日はここ一週間で一番能動的な活動をした日だった。頭も無いなりに結構力を入れて絞った。
アイデアというのは、出し切ればまた新しいものが湧いてくる。
今思い浮かんだのは、「ガーターベルトの役割ってなに?」です。

・・・。
自分で自分にツッコミを入れたいのはやまやまなのだが、解らないのだから仕方がない。自分の周りには、男女ともにガーターベルトを日常的に着用する人はいなかった。非日常でも・・・まあ、これは確かめたことがないので分からない。

調べてみたものの、ガーターベルトの役割は「ブーケの代わりに投げる」とか。おいおいそうじゃあないよ。というか投げてくれるな。
英国の勲章のうち、最高位のものをガーター勲章というらしいですが、ガーターベルトからきているとのこと。日本映画の最優秀作品や運動競技の最高位に送られるブルーリボン賞も、ガーターベルト由来らしいです。青色ってどうですか。

違う違う。

役割としては、1.脚を細く綺麗に見せる、2.ウェストのシェイプアップ効果(これはどうなんだろう)、3.ストッキングを吊る(これが一番現実的ですね。あまり蒸れないらしい)、4.セクシー(そうきたか)

変な話ですが、ってこれまでの話も十分変なのですが、みんな中高生の頃彼女(彼氏)が出来たらこんな事したい!っていう、あられもない願望を抱いた事と思います(あーなんか男子高校生限定っぽいな)。自分の数多の願望の一つは「ガーターベルトを買ってあげる」でした。倒錯具合が微妙なのがもどかしい。中学高校時代は、勉強するより恋愛の一つもした方がいいと、というかよかったなあ、と今でも思っています。健全な精神の育成のために。でないと「sexual」のスペルを訊かれて咄嗟に答えられるような人間に育ってしまうよ。uがポイントです。
・60を超えると多く感じる、という意見に全然賛同が得られず悔しいので書いた。
ブログのタイトルを決める時、この記事のタイトルと今のタイトルで迷った。


Date: 2006年02月14日 02:41

数はフシギだ。

数、は見えるし確かめられる。私のことどう思ってるの?とか、こんな時間に電話したらあの子は疎ましく感じるだろうか、とか、あなたのことを深く愛せるかしら~♪とか、恋愛感情というものは見えないし、確かめられもしない。だから人は不安になる。
でも数というのは実は極めて主観的だ。しかも、なにやら数学だの統計だのといった小細工を駆使して、精一杯客観的になろうとしているからタチが悪い。

5歳くらいの頃、「大体どのくらいの数から、『多い』って感じる?」と母親に訊いたことがある。
そのときはこう付け加えた。「僕ねえ、60を過ぎたら、多いなあ、って感じるよ。」

この場を借りて言うが、この頃の橡はまだ自分の毒や世間の毒にその身を冒されていず、自分でいうのもアレだが、ちょっと可愛げのある子供だった。だから↑みたいなセリフもそれなりに絵になる。念のため。

そのときの母親の答は、たしか「物による」という類だったと思う。至極真っ当だ。
自分にはその時は、加減はあっても乗除はなかった。ルートも自然対数もなかった。数えられるものだけが全てだった。だって50くらいまでは数えられるけど、60あたりから数えているうちに訳わかんなくなっちゃうじゃんか。

月日は流れ。成長するにつれていろいろなことを知り、覚え、数の多さ少なさは、その物やそれについての自分の感じかたで大きく違うことが解った。

献血は1回400mlの血を採る。人間の血液の綜量は、その人の体重のおよそ1割。血液の比重を1とすると、体重60kgの成人の血液総量は約6リットル。
人間は血液総量の1/3を失うと死ぬ。つまり↑の人は2リットルの血液がなくなると死ぬ。

いきなり何を、と思うが、2リットルで死ぬのに、1回で400ml採るのは多いか少ないか、ということだ。
自分は多いと思う。だから今までアンチ献血派だった。という事を書いていると、なんだか献血がしたくて堪らなくなってきてしまう。快楽とは、死や危険に近い性質を持っている。快楽であるがゆえに。

あと、17日〆のレポートにまだ手をつけていない。今日は14日で、あと3日というのは多いか少ないか、ということだ。5日は
多いと思ったし、1週間はそれこそ果てしないと思ったから、ここまで延ばしてきた。これは、精神的によくないと思う。

と、思い続けて20年。もう、精神的によくないことをわざと選んでしてるんじゃないかとさえ思えてくる。
・夢の話は日記で頻発する。主に夢から構想(なんて大したものではないが)を得てます。


Date: 2006年02月02日 07:29

2006年は、7年ぶりに「うるう秒」が導入された。
うるう秒、というのはうるう年の秒ヴァージョンで、
1日が1秒長くなる。原子時計と地球の自転のズレを調整するためらしい。
今年のうるう秒導入は既に終わっていて、
それが1月1日だった。元日、8:59:59の次は9:00:00ではなくて、じつは8:59:60→9:00:00だった。のだ。

で、その瞬間、自分は何してたかというと。

寝てた…

起きていたら「9時になったら、どんどん1秒ずつ時計がずれていくゥ!」みたいな感覚を味わえたのに。
あけましておめでとう、の後、テレビ(妙なテンションの芸能人でいっぱい)をだらだら見てたら(今の部屋、テレビ無いし…)寝過ごしました。

あ、でも、なんかヘンな夢見た。
内容は、残念ながらよく覚えていない。

夢、昔は結構面白いの色々見ていたのだが最近はさっぱりだ。
一番最近見たヘンな夢は、グリーンピース程の大きさの、鉄の塊(塩味)を女の子と一緒にひたすら食べる夢だった。
なんで最近、夢を見ないのだろう…と考えてみると、
夢を見るほど、寝てない

ああそうか、寝なきゃ夢も見ないな。
あんまり寝ないのですっかり昼夜が逆転(寝てないから逆転もしてないか、でも昨日の昼は雨降ってて暗かったから寝た)
している。うるう日がほしい。
喪失

・「喪失」という題名は、だいぶ後の日記にもう一回出てくる。好きな言葉なのか。


Date: 2006年01月31日 21:08

近々、ちょっとした引越しがあるので持ち物整理をしている。

部屋を片付けているうちに、あれこれ懐かしー、とか、うわーこんなん持ってたんだー、とか、あの頃は二人ともなぜかしら世間にはすねた様な暮らし方・・・とか、兎に角感慨に耽るあまり全然片付けが進まない、なんて事がよくある。
自分も昔はそうだった・・・が、今は結構早い。

何故って、捨てるのが好きになってしまったから。

これはヤミツキになると止まりません。
いや、今でもなかなか物が捨てられない性格ではあるんですよ。
で、昔のものとか押入れから見つけちゃって、うわまだ使えるじゃんこれ、いつか必要になるかも・・・
って躊躇いながら、うりゃっとゴミ袋に打ち捨てる。
なんか、これがすごく快感です。
「まだ使えたかもしれないのに・・・」って、ちょっと後悔するようなものを捨てるのがポイントです。
「ふふ、これが必要なのか?そうだろうなあ、捨ててやる、二度と必要にならないように」
アレです、夜の校舎の窓ガラスを壊して回るのって、きっとこんな感じじゃないか。
後ろめたい、清々する、アンヴィバレンス。
そして「やっぱりあんなもの、要らなかったんじゃないか」と気が付いた時の、憑き物が振り落ちたような爽快感。
すばらしい。
さっきもちょっと本棚や机の横の抽斗にいろいろ残っていたので捨ててきました。
昔の写真(ごっそり)、高校の頃の教科書(なんで?)、雑誌(殆ど読んでない。ピカピカ)、なんか大事そうな書類(封筒に入ってた)、手紙や年賀状など、ポイントの高いものばっかりで非常に満足。

よく考えれば、「果たしてこれは本当に必要なのか?」と自分に問いかける時点で、もうその物を持つ理由は全く無いのかもしれない。
本当に必要なものは、その必要性を問うことなど、到底出来ない。
捨てられないのは、その物にそっと着せた幻想なのだろう。
人は幻想を愛する。そうならば、そうでもいい。

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