・中学生のとき、「20歳の自分への手紙」とかって書きますよね。
Date: 2006年02月25日 22:19
15歳の時の手紙を見たら、20歳の自分は生きているか?と開口一番書かれていた。
随分生意気な奴だ。でもそう訊きたい気持ちは少し解る。30歳の自分にも、やっぱり生きているかどうか聞きたい。
訊いてどうすることもしないけれど。
普通の人間は死から目をひたすらに逸らそうとする。楽観論者は死と違う方を向いている。悲観論者は必要以上に死に目を凝らす。
全員に共通するのは、片目しか開いていないという事。つまり距離感が掴めていない。
風呂に入るときには死神に気を付けろ。昔そういわれたことがある。体を洗っている時は良いが、髪を洗っている時には頭の後ろに死神が、鎌をかざして立っている。
髪を洗うときに目を瞑るかどうかはともかくとして、
死神の悪魔と違う所はこちらの考えに無関心な所だ。いつだっていきなりだ。
人生をよく生きようとするのは、目隠しをして綱渡りをするようなものだと思う。いや、もうちょっと簡単かもしれない。少なくとも最初の一歩くらいは踏み外しはしないだろう。多分。
足がすくむ気がする。それでも死神を恐れて髪を洗わないのは良くない。
体は綺麗にするに、こしたことはない。
シャンプーとリンスって、同時に使い切るの難しいんだぜ、ベイビー。
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