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3日くらい前の地震の時も、「ついに立ち眩みならぬ坐り眩みをするようになったか」と思いました。


Date: 2006年04月21日 08:17

・ずっと、遠い所へ行っていた。
というのは嘘なのだけれど、精神的には遠くにあったような気がしてならない。


・昨日眠りに就く前に、目覚し時計を午前2時半あたりから30分ごとに設定した。
因みにその時の時間は午後8時半だったし、前日徹夜なのでこの時間設定は決して早くはない・・・やっぱ早いな。

案の定、30分ごとに起きて目覚ましを止めてまた寝る、という行為は5時半まで連続し、よく寝たという爽快感(9時間睡眠、考えただけで頭が痛く なる)、時間を無駄にした事への後悔(起きていた処で、どうせ実の有る事なんかしないだろう)、沢山の朝の細切れの記憶を抱えて、今に至る。


その中に、揺ら揺ら揺れる画面の記憶があった。
あれは、地震だろうか。
地震だとしたら、かなり震度の大きい地震だ、といっても実際は3とか4とかその程度に違いない、人間は敏感だから。

地震が起こると、先ず立ち眩みを疑う。揺れているのは自分の意識なのか?それとも地面か?
全く確信は出来ない。実家には電気の紐が有ったが、今の生活は空中からぶら下がっている紐の無い生活だ。
揺れる視界は暫く続く。頭蓋骨の中にブランコが出来て、脳を乗せているかのようだ。眩暈が終わると、地震があった事は全く信じられなくなる。
脳が上手くブランコを漕いでいるのかもしれない。震度もマグニチュードも、何か別の数値に感じる。色々な金属のヤング率を眺める小学生の気分だ。

寝ている間の地震の記憶でもう一つ。
ある朝、なぜだかわからないけれど目が覚めた。親子で寝ていたが全員起きていて、?マークを押し当てられたような顔を布団から首を出したまま見合った。
母親が言う。そこのタンス蹴らなかった?ガンガンいう音がしたのだけど。
首を横に振る。タンスは、ドロップキックでもかまさない限り蹴れない位置にあった。プロレスラーではないただの小学生、ヤング率の意味も単位もしらない子供だった。
まだ外が暗く、起きる時間では無かったので布団に潜りこんだ。

起きる時間。いつもの朝。いつもの目覚め。違ったのは、明け方の奇妙な出来事。
だけだと思ってテレビに目をやった。惨憺な状況の神戸の街を映し出す、いつもの朝の光を浴びたいつものテレビ。
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