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「 背徳のパレード 」
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・結婚式は、そうだな、北欧か南の島か、とにかく誰もいないところでしたい。


Date: 2006年04月22日 08:22

・人は何故、結婚式を挙げたがるのだろう。

葬式についても同じ事が言えるのだけれど、葬式は色々と柵が有るだろうから取り敢えず置いておく。

結婚式。招く側は恥かしく(結婚後、年を追う毎にどんどん羞恥度は増す。要はイタい)、招かれる側はひたすら退屈(時として余興なんかもやらねばならない。地獄)、得をするのはウェディング・プランナーだけ、という世紀の狂宴。
結婚したら、必ず結婚式を挙げなければならない、という家訓かなにかがあるのだろうか。
ウチがそんな家訓が無い家だったことを幸せに感じる。確かに実家は恐ろしく狭いが、よい家庭に恵まれた。親に感謝したい。

それました。
そんな家訓が無くても、本人たちの趣味でやっちゃうのかもしれない。人は自分を、よく悪趣味だというけれど、結婚式を挙げたがる趣味よりは幾分マシな気がする。

でも、「よい結婚式」というのが100件に1件くらいの割合であるらしい。この前母が感激していた。
でも人は一生のうちで何件の結婚式に参加するのだろう。ある映画マニアの人がこんな事を言っていた。
「本当に良い映画は100本に1本も無い。だがその1本を探す為に100本を観る。」
よい結婚式は参加すれば感動するかもしれないが、行かないに越した事は無い。

幸い未だ結婚式に呼ばれた事は無い。これからもそうであってほしい。儚い望みかもしれないけれど。
先ほど少し口走ったが、葬式は大嫌いだ。人の葬式には絶対行かないし、母親が死んだとしたら、一族を敵に回しても葬式はしない心積りだ。
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