忍者ブログ
「 砂上の楼閣 」
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

・勉強と子供について。時たまこんな事を考える。結婚する気も当ても無い癖に。


Date: 2006年04月02日 01:17

・昨日はエイプリルフールだったのに、嘘を吐く人にひとりも逢わなかった。
と、思っているのは自分だけで、実は嘘をまるまる飲み込んで信用してしまっていたのかもしれない。
昨日大学の建物が新しくオープンしたが、あれも嘘なのか。昨日ハンズで返品したものの代金も嘘だったのか。
いや、やっぱり嘘なんて誰も吐いていない。いつも嘘を吐いているから、4月1日くらいは本当のことを言わないと採算が取れないんじゃないか。それは俺か。
真実が知りたい、俺は狂い始める。


・4月に入るとまず、今のバイトにあまり入れなくなってしまう。
そうすると収入は途絶える。散財モードは気軽に解除できないので、なんらかの方法で糊口をしのぐより他ない。
なので、気は乗らないが、家庭教師とかのバイト先を探し始めている。

塾講師のバイトを辞めた最大の理由は、給料が全く支払われないから、だったが、もう一つ大きな理由に「勉強を教える事がバカらしく思えてきた」がある。
これはひょっとしたら巧く言葉に出来ないかもしれない。
勉強のやり方、なんていうのは、人生を生きる上で何の役にも立たない事だと思っていたし、今は一層そう思っている。
学校の先生は、いやそんなことない、きっと何かの役に立つ、ともっともらしく言うかもしれない。
でもそれは、そうでも言わないと生徒が勉強してくれないからで、根拠はとてもあやふやだ。
予備校の有名教師が、勉強のテクニックを熱く語っているところを聞くと、人妻への叶わぬ恋へと一直線にひた走る青年のような、破壊の哲学というか、「失われるもの」を掴もうとする衝動、みたいなものを感じて、遠い目で傍観していた。

もし将来、結婚して、子供が出来るとする。子供に質問される。「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」
「確かに、勉強は人生で全く役に立たない。でも、役に立たないから、しちゃいけないって決まりは無いだろう?」

親は自分の経験からしか思想を語れないと思う。でも思っていることをそのまま口にしたら父親失格だ。子供は当分、結構です。

勉強する理由。生きている理由も解らないのに、そんなもの言えやしないよ。
でも、自分の行動、思考に一つずつ理由を付けなければならないなら、もうこの心地よい春の空気も吸えないだろう。
PR
■ Comment Form
Subject

Name

Mail

Web

Color
Secret?
Pass
Comment Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

■ Trackbacks
PREV ← HOME → NEXT
忍者ブログ [PR]
 △ページの先頭へ
Templated by TABLE ENOCH